私の暮らしは十年以上前から自宅兼店舗。
自宅と店舗が一緒だと仕事の物まで家にあるわけだし
さらに物が増えそうと思われるかもしれないけれど、
案外そうでもない。
物を減らす事の最大のメリットは、
やりたい事をやる時間が増えたという事。
時間と物がどう関係あるのか。
その事について書いてみた。
毎日がバタバタと過ぎていくだけで、
やりたい事がなかなかできない。
時間が足りないという人に読んで欲しい内容。
以前は私もそうだったので(^^;
1日の時間の使い方を振り返ってみる
物を減らそうというと、まず何を捨てるかから
考える人が多い。
それでいける人はそれでもいいけど、
自分にとって本当に必要な物と要らない物の
判断がなかな難しいという人もいる。
私もそうだった。
なので自分のやった、ちょっと違うやり方を紹介したい。
物に注目するより先に、自分の生活と時間に注目する。
そもそも何のために物を減らすのか
ここがはっきりしていないと難しい。
そこで1日の時間の使い方をを書き出してみた。
睡眠大体7時間程度
仕事(お客様への返信、ブログ書きなど含め)
7時間程度
洗顔歯磨き入浴、掃除洗濯、料理と食事
近所を散策、買い物など合計で4時間程度
雑用が入る事もあるので少し多めに見て
19時間くらい。
残り5時間あるはずなのに以前の私は
やりたい事をやる時間が無いと感じていた。
時間が増えたら何をやりたいかを確認
次に、何のためにもっと時間が欲しいのか考えてみた。
自分の好きな事や、やりたい事は何か。
もちろんさっき書いた仕事と日常の全ては「やりたい事」と
言えるけどそれ以外で。
さっき、残り5時間あるはずと確認したので
その時間に何が出来るか。
仕事用以外のブログ書く
(2つあるので気が向いた方を)
仕事以外の絵を描く
本読む
文章書く(二次創作、一時創作)
YouTube動画配信
Twitterでの発信(趣味アカウント含め)
情報収集
映画鑑賞
外食
たまには少し遠くまで出かける
上の4つは毎日この中のどれかやらないと
1日が物足りない。大好きな事。
下の6つは毎日じゃないけどやりたい事。
ちょうど10個あった。
私の場合はこれが全て。
この内容は人によって全然違うと思う。
さて、物をどう減らすかはここから。
どちらにも関係ない物を捨てる
ここからが断捨離開始!!!
さっきのリストを眺めつつ
今の日常にもこれからやりたい事にも、
どちらにも関係ない物を捨てる。
基準がはっきりすると捨てやすい。
何でもかんでも捨てているわけではなくて
自分の日常の暮らしと、これからやりたい事を
書きだしてみると捨てられない物が分かる。
これは人それぞれ、かなり違うはず。
人にとっては大切な物でも自分には要らない
物もある。
逆に、人から見れば無駄でも自分には大切な
物もある。
人の意見を聞くのでなく、自分に聞く事が大事。
十数年くらいから最近まで
振り返ってみて、
私の場合は「これは要らない」と
真っ先に決断し捨てたのはテレビ。
同時期に新聞もやめた。
店舗を外に持っていた時使っていた什器その他
食器棚
ソファーベッド
多すぎる椅子
電子レンジ
余分な棚
多すぎる食器類調理器具
今は要らない雑誌、書類、年賀状など
喪服などのめったに着ない服
サイズの合わない服
最初に出した基準(自分の価値観、ライフスタイルの
メモ)があるので迷わない。
仕事柄服装は自由というのと、
それほどこだわらない。
趣味でも仕事でも机に向かう時間が長い。
自分の座る場所は最も快適にしたい。
食べるのが好きだし健康も気になるし
自炊はするけど、
料理が特別好きというのではないし
時間かけたくない。
睡眠の質は大事と思うから、
寝室には余計な物を出来るだけ置きたくない。
趣味の本、漫画などは大事だから捨てない。
こうやって見ていくと断捨離がサクサク進んだ。
1年使わなかった物は永遠に使わないとはよく
言われているけど、私の場合もその通りだった。
数年に一度しか着ない喪服の類は、
必要な時は借りればいい。
これをやりだしてから
必要な物と好きな物しか部屋に無いので、結果として
自分にとって無駄な事に時間を取られなくなった。
物の少ない暮らしを目指して、参考にした本がこちら。
体を壊して収入が途絶えピンチの時の著者が、考えて実行した
方法とその効果が書かれている。
自分も似た経験があるのですごく共感できた。
私も、欲しい物をどんどん買って物によって満足を得ようと
思っていた時期はあった。
その時はどんどん時間が無くなっていった。
物を減らし、これくらいの物でも暮らせるとなった時
精神的にも時間的にも余裕が出来た。
以前は「時間無いし全部無理」と思っていた
やりたかったことが、今は全部やれている。