私は京都に来てからだけでも過去36年の間に
14回引っ越したので、
引っ越しの費用その他の事がけっこう色々わかってきた。
お客様からも色々とお話をお聞きするのでそのデータも
ある。
一人暮らし。
広さは1ルーム、1K、1LDKくらいでいい。
今すでに一人暮らしで別の場所に引っ越したい。
車は所有していない。
そういう人に向けて、書いてみた。
今の場所から新しい場所への移動にかかる費用は?
今住んでいる場所を出る時にかかる費用
入る時敷金を払っていた場合、そこから引かれるが
入る時敷金0だった場合、汚したり傷んだところが
あれば払う必要がある。
そうでなくても、部屋のクリーニング費用など
数万は取られるのが規定というところが多い。
中には、比較的綺麗に使っていたにも関わらず、
敷金を全額取られてさらに追加で払わされるという
あり得ない事も起きることもある。
若い女性の場合特に、なめられる事があるから注意。
明らかにおかしいと思ったら黙って払うのではなく
ちゃんと伝えよう。
先に書いたクリーニング費用などで
退去時にかかる費用はざっくり見て3~5万ほど。
数十万も請求されたらおかしいと思った方がいい。
荷物を運ぶ費用
(業者さんに頼む、友人に頼む、自分で運ぶ)
私の場合は友人に頼む事が多かった。
車を持っている人1人と他2~3人にお願いして
お礼として2万円ほど使う。
引っ越しというとお互い手伝い合える環境は
本当にありがたい(^-^)
業者さんに頼んだ時は、
安い時は3万5千円くらいだった。
その時は歩いて行けるほど近くで、
1階から1階への引っ越し。
買い替え時だったので冷蔵庫や洗濯機も無く
荷物も少なくエアコンなどの移動も無かった。
高かった時は10万ちょっと超えた(税込みで)
下京区から右京区への移動。
1階から、行先は3階建てで各階に荷物を
入れてもらい、冷蔵庫、洗濯機、
エアコンを取り外しての移動もあったから。
荷物も以前より増えていたし。
どちらの場合も不用品処分は無かったけど、
それも頼むともう少し上乗せになる。
移動の距離、
1階から1階なのか上の方の階なのか
それによっても料金が変わる。
捨てる物がある
車を持っていてを荷物少ない人なら自分で
運ぶのもありだし、レンタカー借りるのもあり。
めちゃくちゃ荷物少なくてしかも引っ越し先が
近い場合は、車無くても自分でやってしまうのも
あり。
これも2回ほど経験した。
人の目を気にしない人ならやれるし費用0。
新しく部屋を借りるためにかかる費用は?
初月の家賃
家賃の約半分の不動産紹介料
書類製作費
火災保険料
敷金
礼金
例えば家賃7万円の場合、
3万5千円が不動産紹介料。
書類作成が1万~1万5千円。
火災保険2年分が2万~2万5千円ほど。
敷金、礼金は0のところもあるし
数十万のところもあり幅がある。
礼金は返ってこないお金なので、
出来れば0のところを探す。
初期費用を抑えたい場合敷金も0を探す。
敷金礼金0で探せたと考えた場合
ざっくり計算して初期費用15万程度。
この金額に引っ越し費用を足した額が
かかってくる金額。
退去の時 二重家賃に注意
前の住居を出る時、退去の1ヶ月前には
その事を伝えないといけない。
最初入った時の賃貸契約書を確認。
遅れると、二重家賃を払う事になるので。
例えば10月のはじめに引っ越したいなら
8月の終わりにはその事を管理会社に伝える。
遅れると10月分の家賃が発生し、新しい部屋の
家賃と両方払うのはきつい。
お金に余裕あったとしても、
出来るなら払わなくていいものは払いたくない。
そういう失敗をしなければ、
全部で大体30万ほどあれば転居は可能。
家賃がもっと安い場合はそれだけ全体的に
安くなるし、荷物がかなり少なければ
引っ越し代もかからない。
コロナ騒動の影響で仕事が減った人、失業した人、
そうなる前に考えておきたいという人が多い今
毎月の支出の中で家賃を抑えたいという人は多い。
確かに、引っ越すというのも選択肢の一つ。
今より田舎へ行ってゆっくり暮らすのもあり。
駅から遠くて交通の便が悪ければ家賃はかなり安い。
賃金は上がらず税金ばかり上がり
水道光熱費や物価も上がるという日本に
見切りをつけて海外に脱出するという人も、
若い人には増えてきている。
それも引っ越しの一つ。