「年がいくと無理がきかなくなる」
「そろそろ仕事は止め時」
「若い頃からの趣味もそろそろ潮時」
「若い人の行くような場所には行っては恥ずかしい」
「服装はどんどん地味に目立たなくしなければ」
こんな感じで、
いったい誰が決めたのかという事を
気にする人が今の世の中多すぎる。
これは明らかに 精神的に老いていく思考。
精神的に老いていけば体も当然そうなる。
もう年だから家でじっとしていないと 、
外に出て怪我でもしたら・・・
家族や周りにも 迷惑をかけるから・・・
そんな思考をしていると、
出来るだけ動かない生活になる。
そのうち本当に動けなくなる。
「 新しい事を今から始めても 、
もうどうせ覚えられないから」
と何も始めない。
その思考をしていると、
本当に何も覚えられなくなる。
せっかく肉体を持ってこの世に生まれ
色々体験するために生きてるというのに。
何もしないでいいという事は
安全でも幸せでもない。
生きているとさえ言えないかも。
まだ死んでいないというだけで。
亡くなる数日前まで元気だった人を
私は沢山知っているので、
人間は本来そういうものだと思っている。
寿命の長い短いはどっちでもいいと思う。
短くても長くてもいいけど、
生きている間
元気でやりたい事がやれるか
そっちの方が大事。
病気とか認知症とか寝たきりとか、
まるで誰もに必ず訪れる事のように
メディアからの情報が入ってくる。
それを無意識に受け取っていると、
それが自分にとっての真実になり
本当にそれが現実化する。
医療ビジネスに協力したくないなら、
そういう情報は一切観ないのも一つの方法。
そういえば年を重ねても変わらず元気な人は、
テレビを観ない人が多い。
趣味などで好きな事が色々あって、
テレビを観る暇がないのかもしれない。
病気になったらこういう症状が出て、
だんだん進んでいって遂に死んでいく。
何歳以降ぐらいになったら病気になるのが通常。
人生最後の十数年は寝たきりになるのが通常で、
その前に認知症になるのが通常。
テレビばかり観ているとこんな情報が多い。
こういう情報に日々さらされていると、
「そうなんだ」と思ってしまう。
それに重ねるように、
定期健診を受けましょう!
人間ドックに入りましょう!
早期発見早期治療!
予防接種を受けましょう!
介護施設に入る準備は早めに!
それに保険のCМ。
裏の意図が見え見え。
テレビは一方通行で受け取るのみなので、
考えなくていい。
これもまた脳を退化させる原因の一つ。
どうせお金を使うなら、
何種類も保険に入ったり
検査にばかり熱心に通うより
楽しい事に使った方が間違いなく
健康寿命が延びるはず。
元々インドア型の人は、
テレビを観るより本を読むのもいい。
脳も鍛えられて最高。
目が悪くなって・・・という人でも読める
文字の大きめの本も出ている。
漫画でも文字が多めの物など
読む要素の多い物は、
テレビよりずっと頭を使う事になる。
体を動かす事が好きな人は、
少しずつペースは落としたとしても
それを止めないで続けていると、
若い肉体年齢を保つことができる。
コロナ騒動以降、
それまで元気だった高齢者が
テレビからの情報の影響で感染を恐れて
全く外出しなくなったという事は多い。
高齢でも元々は活動的で元気だった人が
家にこもるようになった結果、運動不足
精神的ストレスも重なって寝込むようになり
ついにそのまま亡くなってしまったという
悲しいニュースもあった。
人間は自分の思考と
その思考からの行動によって、
病気になり寝たきりになる事も、
逆に高齢になっても若い頃と
たいして変わらない体力気力を保つ事も、
どちらでも出来る。
思考が現実を作るというのは、
健康面や肉体的若さに関しても
例外ではないと思う。