前回12話の最後は、
死んだと思われていた録嗚未と干央が
生きていたというところだった。
媧燐軍の背後から襲いかかるところで
12話が終わっている。
この2人大好きなので、
これだけでテンションが上がった(^O^☆♪
ここから13話。
媧燐はこれに対し慌てる様子もなく、
次の策はもう頭の中で出来上がっている様子。
「もっと面白い所へ行く」と言って向かう先は、
蒙武軍のところか・・・。
これに気がついた蒙恬は、
誰かは媧燐を追わなければと考える。
王賁は同じ考えで、すでに媧燐を追っていた。
媧燐は急ぐでもなく、ゆっくりと軍を進めていく。
何か考えがあるように見える。
楚の白麗が気が付いたように、媧燐の精鋭部隊は一万。
けれどこの時進軍しているのは五千だった。
あとの五千はいったいどこに消えたのか。
ここにも媧燐の重要な策が隠されているのかもしれない。
一方蒙武軍の状況は、
最後に残った五千で敵陣へ突撃した。
最初の斜陣がけから始まって、
この作戦の全てを考えたのは
秦国の軍総司令である昌平君だった。
「俺が小手先の策を嫌う事は知っているだろう」
と言う蒙武に対して、
今回ばかりは策が必要だと言う昌平君。
相手はそれほどの敵であり、
楚出身の自分が言うのだから間違いないと語る。
蒙武はその進言を聞き入れ、
言われた通りに戦いを進めてきた。
この策の目的は、一番後ろに控えている汗明を
誘い出すものだった。
しかし策に出来るのはここまでで、
最後は武力頼みになる。
全軍を使い切るこの作戦に失敗は許されない。
汗明は、過去に秦国六大将軍の一人を
破ったほどの実力の持ち主だった。
蒙武も相当に強いが、
今まで積み上げてきた戦歴では汗明に遠く及ばない。
武器を持ち替えて蒙武に相対する汗明。
最初のニ振りでは、蒙武の方が完全に打ち負けた感じだった。
しかしそこから蒙武も盛り返し、汗明と激しく打ち合う。
汗明とここまで渡り合う人間がいるというのは、
楚軍側からしても驚くことだった様子。
それでも今回の13話の最後、もしかして蒙武が
負けてしまったのかという状況で終わる。
原作を知っている人は、この先の展開もわかっていると
思うけど。本当にヒヤヒヤする場面。
今回、あの汗明音頭が生で聴けた。
こういう所が、アニメの映像ならではの面白さ。
二人の戦いの迫力も、映像から十分伝わってきた。