「木登り体験」というのを見かけた。
実際にやっているところ。
体験しているのは見たところ十歳前後の男の子。
自分でも普通に木登りできると思われる年ごろ。
ところが、クレーン車の小型のようなのを用意、
登山でもするのかと思うような命綱。ヘルメット。
木の下枝を払って、つるんとした状態。
たかが2メートル程度の高さ。
おまけにマスク着用。
屋外なのに。
これが木登りか!?と心の中で叫んだ。
遊ぶ前後は手指の消毒とかやってるし
木まで消毒してるんじゃなかろうかと心配になる。
自分が子供だった昔を思い出してみると
私は五歳くらいから普通に木に登ってたし
他の子も皆そうだった。
枝でケガをしたり、木から落ちたり
という事はしょっちゅうだったけど
重大な事故なんか起きなかった。
ケガしながら体験するのも遊びの一環。
後日行って見るとそれに使われた木が
枝を切り落とされた状態で、
なんか木がすごくかわいそうに思えた。
自然の中で遊ぶ体験ってこんなのじゃないよな
と思ったある日の事。
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