「忙しい」から抜け出す

自営業者の日常雑記

毎日外食だった頃は、
下手すると一ヶ月十万くらい使っていた。
その分余分に働かないといけないわけで
時間が無くなる。

時間が無いから
自炊なんかしてられないから
買ってくるか外食。

他にも、時間無いから
掃除なんかしてられないから
業者さんにお願い。

仕事が遅くなって
家が遠くて
バスが無くなったから
タクシーで帰る。

疲れすぎて体調悪くなって
薬局で薬を買う。
病院に行く。
それでまたお金がかかる。
更に働かないと足りない。

そんなことを繰り返し、
どんどんお金がかかる。

だからもっともっと長時間
もっと必死に働かないといけない。
時間無い。
そのためにまたお金が・・・

この無限ループ。

沢山働くのがすばらしいとされていて、
忙しい事がかっこいいとされている。
そういう刷り込み。

これはいったい誰にとって都合がいいのか。

搾取の構図に気が付いた時から、
色んな事に疑問が出てきた。

料理とか掃除とか日常の事って、
嫌いだと思ってたけど
時間を作る方向に変えてみたら
むしろ好きかもと気が付いた。

忙しい時は、
体調が悪い事がむしろ普通だったけど
時間が出来たら、
体調が悪くなることは滅多にない
という体になった。
子供の頃、二十代の若い頃は
丈夫な方だったからこれが本来だと思う。
今は、年は取ったけど
忙しさピークだった三十代四十代の頃と
くらべると今の方が調子がいい。

好きな物を作って食べるとか
自分の住居を気持ちよく整えるとか
「天気いいな」と思いながら
ゆっくり洗濯物干すとか
日常の事をやる時間があるって素敵。
今は全ての時間が愛しい。

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