「このワクチンは95%の人に効果がある
という事がすでに実証されていますから安心して
接種しましょう」
といった事を、サラリと発言している人を、
YouTubeでもTwitterでもよく見かけました
この「効果」という言葉、
「95%」という数字、
これはいったい何のことで
どこから来るのか。
これだけサラリと言われると、
しかも言っている人が有名人だったりすると
「ワクチンを打てば
コロナに感染する確率がものすごく低くなる。
100人中95人にまで効くという事だから」
と、受け取ってしまう人は多いと思います
ワクチンを打てばコロナにかからない。
95%という事はパーフェクトに近い。
良かった、もう安心。
こういう思考に。
仕事柄人と会う機会は多い方なので、
実際そう受け取っている人と
何人会ったかもう数えられないくらいです。
SNS上でもその傾向。
そう思わせるようにメディアも誘導している
としか思えません
【ここからの青文字は分かってる人へのお断わり】
検査自体があてにならない。
その前にウィルスの存在も確認されていない。
けどそれをこの記事では一旦無視して
「効果」という言葉、「95%」という数字、
についてのみ書いてます。
効果という事について
厚生労働省、医療機関でも示されている
内容によると、この効果というものには
3種類ある。
①感染するリスクを減らす
「感染予防」
②感染しても症状が出るリスクを減らす
「発症予防」
③症状が出てしまっても重症化する
リスクを下げる「重症化予防」
2023年8月現在でも、
「ワクチンにはこの3つの効果があります。
積極的に接種しましょう。
自分自身と、大切な人を守るために」
と言った内容の広告が国や地方自治体から
堂々と出されています。
最初にワクチンが出来てきた時点から、
ほとんどの人が2回目を打ち終わるまで、
この「95%の効果」というのが
テレビで毎日しつこいほどに放送されて
いました。
ワクチンが最初に出てきた時点で、
上記の①~③3つの中で、
はっきりしているのは②の
発症予防についての効果だとされていました。
95%の効果というのは②についてのみ。
けれど①~③全部の効果があると信じて
打った人が大半ではないでしょうか。
ワクチンについての説明など、
ちょっと調べると普通に読めるところに
書いてありますが、テレビでは言いません。
尚且つ並行して国や政府が3つの効果がある
という内容を平気で出しているので、
ほとんどの人がそこまでしか見ません。
更にもう一つ、有効性95%というのは
例えば100人がワクチンを接種したら
そのうちの95人は感染しないとい
うことではありません。
でも最初に書いたように、
ここを誤解している人がほとんどで
誤解させようと意図しているとしか
思えないような報道がされています。
95%というのはどういう数字かというと
何もしないで発症した人の数
ワクチンを接種して発症した人の数
これをを比較して、
ワクチンを受けるとどれぐらい
発症のリスクを減らせるかを調べるという物
この治験のやり方は下記の通りです。
①プラセボ(生理食塩水など偽薬)を接種、
つまり何もしなかったグループ
②ワクチンを接種したグループ
それぞれ1000人だった場合
その結果が、
①グループで100人発症し、
②グループで5人発症したとすると
100対5という事になり
ワクチンを打ったことで発症のリスクを
95%減らせたということ。
この実験で「95%の人に効くから凄い!」
という事ではないのは分かるかと思います。
プラセボの方、接種した方合わせて
被験者の合計が2000人とすると、
発症した人がそれぞれのグループで
5人と100人。だから95%?
プラセボだけど発症しなかった人は900人
だけど、その部分は完全スルーということ。
これを知らないと「効果は実証されている95%」
だけ聞いて、
接種グループ、未接種グループ100人
ずつだったら、
接種グループは100人のうち
5人しか発症しなかった。
対して未接種グループは100人のうち
95人が発症した。
という受け取り方をしてしまいます。
しかも、最初に書いた通りこの実験では
発症予防効果しか調べていません。
一方で「感染予防、発症予防、重症化予防
3つの効果がある。95%」と、言うわけで・・・
今まで行われた治験についてこの他にも、
書かれている事があります。
ワクチンの3つに効果についての残り2つ
(感染予防と重症化予防)が実証しにくい
理由についてです。
新型コロナの場合は無症状感染者も多く
感染予防の効果を治験で実証するのは難しい
重症化予防については治験の期間中に
重症化した人は偽薬グループで9人
ワクチン接種グループで1人。
ワクチンをうったグループで少ないので
重症化予防もありそうだが結論づけるには
数が少なく・・・
新型コロナのように感染率が低かったり、
感染しても発症しないケースがあったりする
感染症の場合、
ワクチン接種群でもプラセボ接種群でも、
臨床試験の追跡期間中に疾患(コロナ)を
発症する割合が非常に限られるのが課題。
これを見ると、
そもそも、そんな発症しにくい病気に
対して、なんでこんなに必死になって
ワクチンを開発し、接種をすすめる
必要があるのかと思ってしまいます。
治験に関する文章の最後の方に
「インフルエンザワクチンの場合は
発症予防効果は20~60%。
対して、コロナのワクチンの発症予防効果の
数字95%はかなり高いという事がわかる」
と書いてあります。
だから「効く」とまでは書いてなくても
そう取れる内容。
副反応に関して公開されてきた内容は
「重篤な副作用が認められた例は無い。
軽い症状(頭痛、倦怠感)が出た例は
いくつかある」といった事のみ。
コメント
いつも拝読しています。淡々とした文章の流れの中に力強く真実が表現されています。
権力は今も昔も同じ話法で我々を殺しに来ています。小生は昔から権力の言葉を信じません。
引き続きの啓蒙文章を楽しみにしております。
読んでいただきありがとうございます。
私も同じで権力者の言葉を信じる事はありません。
今に始まったことではないですが、コロナ騒動をきっかけにして
さらに強制力を強めてきていると思います。
全く気が付いていない人にもすこしでも届きますように
発信続けます。