人の性格、個性に対して
こういうのが褒められる特質で、
逆にこういうのは良くない。
といった刷り込みは昔からある。
外見的にこういうのが美しい
というのと、
同じようなものかと思う。
もっと人それぞれでいいのに。
皆が同じようなところを目指すのは
没個性へ向かう事でしかない。
占いの仕事の中でも
「自分はこういう所がダメだから」
「こういう性格だから直さないと」
といった事をよくお聞きする。
その内容が、
人見知りが激しい。
積極性が足りない。
口下手。
空気が読めない。
これとは逆の個性で
じっとしているのが苦手。
騒がしい。
喜怒哀楽が激しい。
人の話を聴くのが苦手。
どちらのタイプにもいる、
集団行動が苦手。
「自分が」という事もあるし、
「子供がそうだから直さなくては」
という事もある。
でも、これって直すべきことなのか???
人の個性にいいも悪いも無いと思う。
色んな人がいるから面白い。
学校でも、何となく
こういうタイプがいいとされるのは、
明るく朗らかで友達が多く
積極性があり集団行動も出来る。
聴く集中力もありハキハキと話し、
説明やスピーチも上手い。
こんな感じかと思う。
そうでない人は、
自分はダメなんだと凹んでしまう。
消極的であろうが口数が少なかろうが、
空気が読めなかろうが
それだってみんな個性なのに。
私自身も本来の性格は、
内向的で集団行動は無理。
人前に出たり人と話すのは苦手。
一人でいる事が好き。
社会人になってからも、
どうやったら邪魔されずに
引きこもって暮らせるか
真剣に考えたくらいで・・・
心の底から人生が楽しいと
毎日思えるようになったのは
「世間の基準がどうだろうが
自分には関係ない。
自分はこのままでいい。
何も変えない」
そう決めた時からだった。
他人が決めた基準に合わせていると、
人生は辛くなる。
幸せに生きるのは簡単。
何も無理に変えずに、
ただ自分基準で生きるだけ。
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