普通に生きているだけで
知らず知らずのうちに、
メディアからの刷り込みが入ってくる。
「こういうライフスタイルを目指すべき」
「こういう風に仕事で結果を出すべき」
「日々成長すべき」
「こういう物を持ち、
こういう生活を送る事が素敵な事」
という感じで。
なので、
それが自分の目指すところであり
そうでないと人として
まともに生きているとは言えないと
思い込んでいる場合も多い。
私も以前、どっぷりっとその考えに
染まっていた。
後からの刺激によって
植え付けられた思い込みは、
本来自分のものでは無いから、
それを得ても精神的満足は得られない。
それどころか
更なる不足感がわいてきてしまう。
今の世の中の仕組みというのが、
そういうものだという事を
まず知識として知ると違ってくる。
知った上で、
それが好きという場合はそのままで
何の問題もないと思う。
問題なのは、
それが自分が得たいと思っている物や状況とは
違うと感じた場合。
違うのにいつまでもそこに居たら
しんどいに決まっている。
今目の前にある現実は、
本当に自分が心の底から
得たいと思っているものなのか、
それとも
得たいと思い込んでいるものなのか。
まずはそこがはっきりしないと
「よくわからないけど何となく」では
今の状況にいる事を
続ける選択も出来ないし
離れる選択も出来ない。
そうなるとただ流される事に。
もし、
自分が望んでいる事とは本当は違う事を
望んでいると思い込んでいるとしたら・・・
出発点から外しているので、
そこでどんなに頑張っても満足は得られない。
自分の本心は
「別にそんなもののために
頑張りたいと思っていない」
だととしたら?
起きてくる現実は、
それを叶えない方に向けて動いていく。
本当はそれが好きじゃないわけだから。
でもそこに気が付いてないと
「やりたい事、目標に向かって
頑張っているのに結果が出ない。
自分は何てダメな奴なんだ」と思い
劣等感が増していく。
もしくは、ある程度まで叶っても
全然満足感が得られなくて
幸せが感じられなくて
こんなはずではなかったと思ってしまう。
あまりにも思い込みが深すぎて
思い込みだとは気が付いてないことが多い。
私も数十年思い込んでたし・・・
望んでいる物や状況に関して
「世間的にはこうだから
多分これじゃないかと思う」とか
「みんなそうだから自分もきっとそうだろう」
という感じだと、いつまでも分からないまま。
一度外からの情報を出来るだけ遮断して、
自分の内側と向きあってみると色々分かる。
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