発想を変えれば仕事になる

自営業者の日常雑記

集団行動が苦手
人前で話すのも苦手
そもそも人と話すのが
それほど好きじゃない
いくらでも一人でいられる
ぼーっと景色を眺めたり
動物、虫、植物、土、石とかと
戯れる方が好き

だから子供のころから、
積極性が足りない
協調性が無い
集中力が足りない
というのはいつも言われたり
連絡事項に書かれたりした。

大人になったからといって
基本的な性格はそう変わるものでもない。
絵をかくこと、文章を書くことは好き、
本を読むのも好き。
一人で閉じこもって黙々と好きな事に
没頭するのが好き。
窓を開けて外を眺めたり、天気が良ければ
外を散歩するのも自転車で走るのも好き。
窓のない閉鎖的な空間は苦手。

好きな事というとこれだけ。
仕事になりそうな感じがしない。
「仕事にしなければ・・・」と思って
何かを始めても、結局いつも続かない。
趣味の延長で生きていくより道が無い。
占いは、子供のころからの趣味だった。
似顔絵も趣味から始まっている。

自分が話したいことが少ないせいか
周りの人からいつも
「聞いて聞いて」
という感じで、自分が話したい人が来て
こっちは延々と聞く方
という事が多かった。
これは大人になってからも続いた。

あまりにもこれが多すぎて、
自分の時間がどんどん無くなっていき
元々一人でやりたいことが多い私には
耐えがたくなってきた。
特に恋愛の事なんかになると、
毎日数時間でも「聴いて欲しい話」が
ある人は多いわけで・・・
マシンガントークの合間に
「どう思う?」の連発なわけで・・・

人間関係が永遠に終わるほど、最後は
私がブチ切れて険悪な状況になったことも
過去数回はあった。

占いを仕事にしてみようかと思った時、
趣味でやっていることと
以前からの自分の傾向と
もしかしたら両方使えるかも・・・
という事を思った。

占いを利用する人は
観たいことがある場合と、
聴いて欲しい
共感してほしい
という事が主な場合がある
と思う。

こっちも仕事なら集中して、全身全霊で聞ける
時間も、自分の時間がどんどん無くなる
というのでなく、自分のペースで行ける。
これはいいかもと思った。
占いが仕事になってからトラブル0だったか
というと、そうではないけど・・・
仕事として成り立ってるし、全体としては
なんとなくうまくいってるのかなと思う。
プライベートで自分の時間が無くなる事態にも

今でも、一人の時間を確保するために
定休日には出来るだけ人に会わないし、
毎日の中でも一人の時間を多く取っている。
人と会う時は一対一より数人だと、
気が楽なのでそういうことが多い。
一対一で大丈夫なのは、
オタ友と会って特定のジャンルの話しか
しない時とか、
料理、畑、本など、何か特定の話が中心と
分かっている時くらい。

恋愛、会社の人間関係、親族家族間の問題など
込み入った話を長時間聞くとなると、
仕事の時と同じく全神経を集中して聞くので
後でドットと疲れる。
相手の方は悪気無く「すごくすっきりした。
またお茶しよう」とか言ってくれるけど。
元々話すのが苦手だからか、力の抜き方が
分からない。
気楽におしゃべりを楽しむという
ごく普通の事が出来ないタイプらしい。
今はこれも個性だと思うけど。

聞くことも、自分の時間が減りすぎない
ある程度の範囲なら、私にとっては取材
(文章を書く時、仕事でカードを読むとき
人の気持ちの動き、表現を知る)
という意味で役立つしいいけど。
長すぎるとどうも疲弊が激しい。

中には気を使って
「こっちばっかり話してて悪いし聞くよ。
あなたの恋愛は?家族は?親戚は?」
とか言ってくれる人も居るけど。
特に聞いてほしいこととか、
そもそも無いからどうしようもない。
一対一でなくても、人前で話すのも苦手だし。

私が自分を表現する方法は、
ブログとか絵とか、一時創作二次創作の
文章とか。
直接誰かに話すのでなく
作品というものを通じて、
直接よりワンクッション置いての
表現がやりやすいのかと思う。
子供のころから五十年以上ずっと、
誰にも見られなくても書き続けてるけど、
「読んでる」と言われた時が
自分にとって何よりもうれしい時。
読んでもらえるとは思ってなかったけど、
読んでもらえてたという喜びは大きい。

最近になって少しずつ、YouTubeでの配信とか
文章でいつも書いてることをそのまま話せばいい
と思うと案外楽しくやれている。













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