好きな事そのもの
今やっている事が好きでなければ
何もうまくいかない。
たとえば会社に行くのが辛いという時
仕事そのものが好きでない場合と、
仕事は嫌いじゃないけど
人間関係が・・・と言う場合がある。
仕事そのものに全く興味が持てない、
この仕事はどうしても好きになれない
という時は、やめた方がいいかも。
嫌いな事、苦手な事を我慢して
「途中で辞めるのは良くない」とか
「仕事は辛くて当たり前」
と思って頑張っていても何もいい事は無い。
仕事の時間は長いし、
自分がやっている事を毎日嫌だなあと思い
早く時間経たないかなあと思っているような
人生では、開運なんか遠い。
どうしても生活のためにお金を得る必要があれば
やりたい事までいかなくてもせめて
朝起きるたびに「今日も会社いやだなあ」と
思わなくていいくらいのところに変えるとか。
人間関係が辛いだけで仕事は好きという場合は
職場を変えるのもあり。
これもさっきと同じで
会社で、会いたくない人と毎日会っていて
嫌だなあと思い早く時間経たないかなあ
と思っているようでは、開運は遠い。
一日のうちで最も長く強く思っている事が
現実として引き寄せられてくる。
「いやだなあ」がそれにあたるなら、
そう思いながら生きていく人生が続く。
今仕事としてやっている事が
好きではなくて、
本当にやりたい事は他にあるのなら
まずは空いた時間だけでも少しでも
それをやる事だと思う。
将来それが仕事になるか?
お金になるか?
など、気にしてはいけない。
今この瞬間、好きな事をやっている
という気持ちで思いっきり没頭し
楽しむ事。
それが凄く大事。
こうなると少しずつ、
引き寄せられる現実が変わっていく。
さっき書いたのと同じ、
一日のうちで最も長く強く思っている事が
現実として引き寄せられてくるから。
「楽しい」がそれにあたるなら、
そう思いながら生きていく人生になる。
それがすぐでなくても、
「楽しい」の時間が少しずつ強く長く
なっていけば確実に変わる。
これを間違えて、
「まず好きな事をやるための時間を作りたい」
と思い、
「そのためには収入を上げて今の会社の仕事を
減らすか辞められたら・・」と思い
そのための何かの副業を・・・と考えて
好きでもない何かを始めてしまう事もよくある。
「好きな事をやる時間を作るために、
お金になりそうな他の事をやって
それで出来た時間で好きな事をやろう」
という発想。
でもこれをやると結局回り道になるだけ。
下手するとさらにお金も失い、
時間も取られてエネルギーを消耗する。
「不労所得」の誘惑
今会社で働いていて
毎日時間が無くお金もギリギリ。
そういう人の場合、
好きな事を仕事にしたいけど
それに移行するための
お金も時間もないというので
ずっと悩んでいたりする。
そんな時に
「一時期これを頑張れば後は
不労所得が得られて時間が出来るから
その時間を使って存分に好きな事を
やればいい」
というよう話が舞い込んできたりする。
もっと悪質な物で
「これをやれば誰でも簡単に」とか
「1日わずか数分スマホをポチポチ
するだけで」
というような物もあるけれど
それは最初からもう論外という事で。
そういうのではなく
まともな物ではあっても
自分がそれに興味のない物なら
手を出さない方がいいと思う。
今何らかの理由で仕事に不満がある。
もしくは
今の仕事が嫌ではないけど、
本当はもっと別にやりたい事がある
でも時間がないからできない。
そういう状況の時に
今頑張っていれば未来に時間が出来て
お金が得られるかもしれない
興味の持てない事を
本当に頑張れるのかどうか・・・
そこを一番考えないと余計な回り道を
してしまう事になる。
感情が付いてこない事は叶わない
本当に好きな事ならそこに感情が入る。
夢中になる。
時間さえも忘れる。
没頭する。
情熱を傾けられる。
それが何かの作品を作る事でも
形のない何かサービスであっても
そういう思いで提供されるものだから
受け取る人の心に響く。
全員に気に入られる事なんかなくていい。
自分の提供する物が好みに合うという人に
伝わればそれで十分。
これは、今やっている事そのものが
好きでなければ起きない現象。
「不労所得を先に得たからそれで自分は
上手くいった」
という人の体験談も聞くかもしれない。
でもそれは
その人が不労所得を先に得るためにやった
その事そのものをたまたま好きだった
というだけの話だと思う。
それが自分にも当てはまるとは限らない。
なので「誰でもこれをやれば」と言えるような
ものは存在しない。
個性は一人一人違うから。
自分がそれを好きかどうか
それだけが唯一の大切な事。
好きでない事を今やっていると
時間もお金もかえって減っていくばかりでなく
エネルギーが枯渇してしまう。
先のために今を我慢することに意味はなく、
今どんな精神状態であるかの方がずっと大事。