キングダムの舞台になった2000年前 日本では何時代?

キングダムの舞台とその頃の日本

2000年前、日本では何時代?

キングダムの舞台となっているのは2000年前。

その頃っていうと日本では何時代?

これを知ると、どれくらい古い時代の物語かが
見えてくる。

2000年前は、日本では弥生時代にあたる。

日本では、約2300年前に縄文時代が終わり、
弥生時代に入った。

そこから、1700年前くらいまでが弥生時代。

日本でのこの時代との共通点

キングダムの舞台となった2000年前は
春秋戦国時代。

500年にわたり、戦争が繰り返されていた。

それと比べると、日本の弥生時代というのは
農耕が始まった頃で、狩猟が中心だった縄文
時代より文明が発達し、平和に暮らしている
ようなイメージがどことなくある。

ところが、これが実はそうでもない。

日本でもこの時代、国内での戦いがあったと
見られている。

この時代に作られていた武器として、槍や
剣、弓矢もあった。

出土した物の中からそれが発見されていて、
武器によって殺されたと見られる人骨も
発見されている。

周囲に堀をめぐらした集落や、山の上に
集落を作って住むなど、敵の侵入を防ぐ
目的と思われる住居も造られていた。

キングダムに登場する高い城壁のある城、
山の中に砦を築く場面などと重なるところ
がある。

日本の縄文時代から弥生時代になった時の変化

狩猟採集が中心だった縄文時代は、
狩りで獲物を捕ってその肉を食べたり、
木の実を集めてきて食べるなどによって
生活していた。

よその集落との間では、食糧の物々交換も
行われていたと見られ、人間同士が殺し合う
戦争があった形跡は見られない。

それが弥生時代に入ると
農耕が始まった事により、土地を持つという
意識が生まれた。

捕った獲物をその場で食べて終わりという頃と
違って、収穫した物を蓄えるようになれば、
それは財産となり、奪い合いも始まる。

部族同士の間で、土地を奪い合い、財産を
奪い合う事で戦争が起きる。

負けた方は勝った方に殺されてしまうか
従属する形となっていた。

戦争の起きていた頻度や規模には大きな違いが
あるにしても、
このあたりもキングダムの中で描かれている
戦争に少し重なるものもある。

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