小説 最果ての地にて愛をつなぐ

最果ての地にて愛をつなぐ⑩ 第6章 すぐ近くにあってとても遠い世界 続き

木製のどっしりしたテーブルの上に並んでいるのは、夏野菜の浅漬け、新鮮なトマトと胡瓜の色が美しいサラダ、玄米のピラフ、梅干しや昆布の入った白米のおにぎり、焼き魚、魚のフライ、貝の味噌汁、卵焼き、野菜炒めなど。取り皿が置いてあって、来た人から勝...
自営業者の日常雑記

一つ気が付けばあとは全部つながる

表に出ている情報と違う事を少しでも言おうものなら「陰謀論」の一言で片づけられる。特に日本ではこの傾向は強い。コロナ騒動の事もそうだし、それだけでなく健康被害に関することだけに絞ってみてもいくつもある。人体に悪影響を及ぼす電磁波の影響フッ素の...
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最果ての地にて愛をつなぐ ⑨

下調べをした時に確認した通り、ここは海浜公園になっていた。例年ならもう少し賑わっているのかもしれないが、この状況なので人の姿はまばらだった。公園内にある店も閉まっている所が多い。一番暑い時間帯なのもあり、ここまで歩いてきただけでかなり汗をか...
自営業者の日常雑記

原因不明の体調不良の人が増えている

今の仕事を始めた頃の一昔前と比べて、お客様からお聞きすることが多くなったことの一つ。それが原因不明の体調不良。精神疾患。そういったものに悩んでいるということ。すぐさま命に関わるものではないけれど、それがあるせいでいつも今ひとつ気分がすぐれな...
自営業者の日常雑記

「マスク着用が有効」の理由 それが科学的?

3年以上前に書いた記事を読み直してみている。今も、言いたい事は大体同じだなと思った。「コロナ騒動はもう終わったんだからいいじゃないか」という人が今の日本では大多数だけど。終わった理由として「皆がマスク着用、消毒、自粛してワクチンを打ったから...
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最果ての地にて愛をつなぐ ⑧

民宿に到着すると、梢は荷物の中身を鞄から一旦全部出して、部屋に置いてあるカゴの中に入れ直した。荷物は少ないとは言っても、泊まりの可能性を考えて2日分の着替えと洗面用具、水筒、お菓子、スマホ、筆記用具、スケジュール帳、タオル、財布、読みかけの...
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最果ての地にて愛をつなぐ ⑦

「このお店って時計が無いんですね」梢は初めて来た店なのに、なぜかここでは何でも平気で聞ける気がした。「時計?ああそういうの置いてた時も昔はあったなあ」店主は、時計という物の存在など忘れていたという感じで答えた。そういうばこの人は腕時計もして...
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最果ての地にて愛をつなぐ⑥

終点で梢が電車を降りる頃には、残っている人も少なかった。見る人全員がマスクを着用しているのは何処に行っても同じだったが、京都市内に比べると人の数が多くない分、異様な圧迫感は無い。早朝に出かけてきた時はまだ涼しかったけれど、今はかなり暑くなっ...
自営業者の日常雑記

断るのが苦手 「安定」「安心」にこだわるのは、それがいいと思わされているから

私も昔はそういう時があったけど、日本人は断るのが苦手という人が多い。仕事での残業。やりたくない頼まれごと。あまり行きたくない集まり。他にも色々、すごく細かい事からその人にとって大きな事まで。引き受ける、誘いに乗る時は言いやすいけど断るとなる...
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最果ての地にて愛をつなぐ ⑤

5月の下旬から唯が店に出てこなくなって、約一ヶ月が過ぎた。市内の、ショッピングモールの中に入っている飲食店で働いていると聞いた。カフェの二階がここの家族の自宅になっているので、いつでも会える距離にいると言えばそうなのだけれど。梢が出勤してく...